「背中のニキビ」何とかしたい!原因と対処法
こんにちは、かきうち化粧品店 井沢由子です。今日もお読み下さりありがとうございます。今日は背中のニキビについて
昨日、友人から背中にニキビができた! どうしたらいいかという SOS のメッセージが届きました。結論からいうと、悪化する前に医師に相談した方がいいです。
そもそも背中は皮脂腺が多い場所で結構ベタベタします?しませんか?身体の中心、例えば顔で言うと、おでこ・鼻・口の下、そして頭皮・胸元・背中などなど..。
確かに、背中ってヌルっとする時あるわ
皮脂が多い皮膚ではアクネ菌や表皮ブドウ球菌、湿った皮膚では表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌などが常在しています。
皮膚常在菌
◎善玉菌・・・皮膚ブドウ球菌など
◎日和見菌・・・アクネ菌など
◎悪玉菌・・・黄色ブドウ球菌・マラセチア菌など
黄色ブドウ球菌は皮膚表面や皮脂腺に存在します。存在するだけでは問題ないのですが、ブドウ球菌の中では病原性が高いため、皮膚がアルカリ性に傾くと、繁殖し肌荒れや皮膚炎などの原因になります。
※汗をかいた後は、肌表面が弱アルカリ性になるので要注意。時間が経てば弱酸性に戻りますが、できればシャワーを浴びたり、タオルで拭き取り肌表面を清潔にしましょう。
また、ニキビと言うと犯人はアクネ菌!と思いがちですが、身体にできるニキビについては、マラセチア菌という”カビ”によって引き起こされていると言われています。
マラセチア菌は身体全体の皮膚に存在していますが、特に首の後ろや背中二の腕などに多く生息しています。カビは湿気の多い梅雨から夏にかけて繁殖します。アクネ菌と同じように毛穴を刺激するような脂肪酸を大量に生み出し、マラセチア毛包炎と呼ばれるニキビのような赤い湿疹を引き起こします。激しい痒みを伴うケースも多いのもマラセチア菌の特徴ですので、抗菌剤などの治療が必要なこともあります。
数年前に姪っ子も背中のニキビで悩んでました。姪の場合は痛みがあったのですぐに病院に行ったんですが、実はヘルペスだったんです!
マラセチア菌は湿気の多い梅雨から夏にかけて増殖するため、頭皮や背中など汗をかいた時にはこまめにシャワーを浴びるなど清潔に保つことが大切です。また、マラセチア毛包炎は再発する危険性があるため、常に清潔な状態を保ちましょう。
身体を洗うときゴシゴシ洗わないでくださいね。肌のバリアを壊すだけでなく皮膚表面を傷つけて、病原菌の侵入を誘発することにもなります。
洗顔や身体を洗う時は優しく洗うことが鉄則です(^_-)-☆
明日は今日よりキレイになりますように♪